そうだ、そうだったのだ。
金曜日の午後に「さなぎだ!」と思い立って筏を予約しました。
たぶん、去年まいったチヌ神社の神様が今年の惨状を見かねて教えてくれたんだと思います。
これはまさに啓示なのです。
そして今日、衣奈の筏へと渡りました。
ただ、いまだに筏でチヌを釣っておりませんので、今日釣れるのか?釣れるのかおい!といった気分ではありました。
まあ、最初から負けると思っていくのでは猪木に怒られますので、ここは強気に行きます。
さあ開始、2~3時間はなにも起こらないということは覚悟のうえですので、伊坂幸太郎の影響で最近のBGM筆頭のボブディランを鼻歌いながら焦りを抑えつけます。
あ、頼んだ弁当が来ました。
まだ9時半ですが、高校生でもやらないくらいの早弁で英気を養います。
そしてそろそろ、お昼です。
昼ご飯は食ってしまいましたのでひたすら釣りです。もちろん。
筏が揺れてなにがなにやら解りません、それらしいあたりもいっこうにありません。
選挙にでるらしい、WWEのマクマホンさんのテーマソング「ノーチャンス」が頭の中に流れ始めました。
いつもならば昼寝でもしているとところですが、今日は違います。
なんつっても啓示なわけですから、ひたすら「釣り」ます。
脳内BGMが「ラティーノヒート」に変わった2時ごろのことです。
ボラが集まってきて、落下中のダンゴをつつきます。
もう風も強いし、ボラのあたりでわけがわかりません。あー、もう!な感じです。
いつもならここで飽きて昼寝です。
しかし今日は違います。
いくら啓示だからと言っても他力本願はよくありません。自分でもちょっと考えてみました。
落下中のダンゴをつつくボラは中層にいるのであって、ダンゴを固く握ってこれを底まで行ってもなお割れないようにすればどうでしょうか。
そこにチヌがいて、ダンゴの中のえさを食うんじゃないでしょうか。
さて、みなさん、その時がやってきます。
今日一日、風と波に翻弄されてまったく解らなかった「チヌのあたり」がその時だけ解ったのです。
そのあと、すぐに忘れてしまい、あとは空振りをただ繰り返しましたが。
結構興奮しましたが、よくみるとそれほど大きくありません。
陸に上がったときは舞い上がってしまい、頼んで渡船屋の看板付きの写真なんかもとりました。普通は大物を釣った人用の舞台っぽいところです。
うかれて車に轢かれそうにもなりました。
なにはともあれ、筏での第一号チヌです。
チヌあたりは忘れましたが、面白さはちょっと解りました。
今日のダンゴの主成分は渡船屋でうってるヌカでした。
調べたら「それが攻略法」と書いてあったので、そうしてみました。
普通に紀州釣りのダンゴのようですので、沈むのは遅いのですがすぐに割れるように調整しやすいように感じました。
さなぎだっ!と言いましたが、実際に釣ったのはコーンです。
ただ、ダンゴにはさなぎ粉とミンチをたっぷり入れましたので、嘘の啓示ではなかったようです。