鬼がわらの愛情
自分の乗っている自動車のひとつ前の車が急ブレーキ!!
なんとか事故にならずにその場はおさまりました。
それはどこかの飼い犬(仮に名をサリーちゃんとします)が飼い主の手からのがれて道路にとびだしたのが原因のようです。
歩道にはその飼い主だと思われるおっちゃんが、轢かれることなく道路の隅で震えるサリーちゃんを凝視して固まっています。
どうでもいいことですが、おっちゃんの顔は鬼がわらと言ってもさしつかえありません。
そして1秒後、愛犬の無事を確認して我に帰ったおっちゃんが道路に飛び出してサリーちゃんに説教をはじめました。
「サリーちゃん!!
ダメでしょう!道路に飛び出して轢かれたらどうするの!!」
(実際に聞こえたわけじゃないのですが、たぶんこんな感じ)
周りの人々の視線は一様におっちゃんとサリーちゃんに向かっており、その愛情表現と顔のギャップに驚いています。
そして、たぶん一様に同じことを思っていました。
「おっちゃん、犬はまだしも、あなたが邪魔だ」
しかし、鬼がわらと犬の愛情確認はまだまだ続くのでした。
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