ピアノバーの夢
そこでは、ピアノを習い始めたばかりの子供が演奏しています。
なにせまだ習いたてなものですから、途中で間違えて演奏が途切れます。
何度も何度も演奏は途切れてしまうのですが、客は怒ることもせずにだまってにこやかに聞いています。
その子供たちはどこかの町のピアノ教室で神隠しにあった子供たちであったりです。
上手くなったらこっそりと神社の裏に置き去りにされたりするんだと思います。
ある日、最初から最後まで完璧に演奏する子供が現れて店内は大混乱に陥ります。
「間違えないなんて!」
「アンバランスこそが芸術なのに!」
客たちは席を蹴って帰っていきます。
店の隅では誘拐担当の男がすごい剣幕の店長に叱られています。
舞台上では完璧な演奏が続いていました。
誘拐担当の男は一人フロアに残って演奏を聴いていました。
そんな夢を見ました。
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